職務経歴書

基本情報

  
氏名脇田 慎平(わきだ しんぺい)
生年月日1991年3月9日(34歳)
Xhttps://x.com/shimpeee_
notehttps://note.com/wakidas
はてなブログhttps://wakidas.hatenablog.com/
SpeakerDeckhttps://speakerdeck.com/shimpeee_

職務経歴

ペイトナー株式会社

入社して 2 年はプレイングマネージャー、3 年目からは統括 EM。

プレイヤーとしては、機能開発全般・スクラムマスタとしてスクラムの導入を牽引・各種開発生産性改善活動(ライトウィング/レフトウィング)の推進を行ってきた。 EM としては、、『ペイトナーファクタリング』事業部の EM として、チームの戦略策定および実行まで責任を持ちワーク/ピープルマネジメントを行いつつ、組織横断では CTO や他マネージャー陣と協力して組織戦略策定や採用・育成・文化形成などを行う。テックブログ運営リーダーを担当し、技術広報も行う。

期間

  • 2022年5月〜現在(3年2ヶ月)

プロジェクト規模

  • プレイヤーでは 5 名程度のスクラム
  • マネジメントでは 2~4 チームの計 20 名程度

使用技術

  • バックエンド: Ruby(2~3 系), Ruby on Rails(v5~7 系)
  • フロントエンド: jQuery, Next.js
  • インフラ: AWS(EC2, RDS, ECS, S3, SES)

担当プロジェクト

  • EVeM 社のマネジメントプログラムをベースとした組織マネジメント
    • 構造化組織でのサブリーダーを介した間接的マネジメントによる、チームトポロジーベースでの複数チーム運営
    • OKR ベースの EVeM フレームワークの目標管理制度の導入
    • ピープルマネジメント
      • 期初の目標設定
      • 1on1 や日々の業務を通じた能力向上支援
      • 期末の査定・フィードバック
    • 採用
      • 組織戦略・採用戦略策定
      • 書類選考・スカウト送付
      • 面談・面接
      • 入社後オンボーディング
    • 自チームメンバーのイグジットマネジメント
  • 生産性改善活動
    • 「フロー効率を高める」をテーマに、スクラムの導入・フィーチャーフラグの導入・レビュー基準明確化- コーディング規約の整備・AI コードレビューの導入
  • Rails エンジニアとしての開発
  • スクラムマスター
    • ゼロからのスクラム立ち上げ
  • 技術広報(テックブログ運営)

株式会社フォトラクション

CRE グループの EM として、不具合解消の PJ を推進。オフショアのマネジメントも行う。 また、Web エンジニア部門の EM も兼任し、メンバー育成・評価・文化醸成含めた組織づくりに尽力。 EM へ初挑戦したキャリア。

期間

  • 2021 年 4 月~2022 年 4 月(1 年 1 ヶ月)

プロジェクト規模

  • 20 名前後
    • オフショアエンジニア: 10 名
    • ブリッジエンジニア: 2 名
    • 社内のエンジニア: 5~10 名

使用技術

  • バックエンド: PHP, Laravel(v5.2)
  • フロントエンド: backbone.js, Vue.js, Nuxt.js, TypeScript
  • インフラ: AWS(ElasticBeanstalk, Lambda, CloudWatch, ALB, ECS, RDS, APIGateway, SQS, Athena)

担当プロジェクト

  • 品質課題解決のための開発チームマネジメント
    • 喫緊の最重要課題である品質課題(不具合が多い)解決のため、不具合解消を担う CRE チーム(4 名)および不具合発生抑制を担う新規開発チーム(7 名)のマネジメントを行う
    • 一部オフショアへ開発委託しており、オフショアのマネジメントも行う  

株式会社ニジボックス

Web エンジニアキャリアのスタート。親会社のリクルートのプロダクトである『SUUMO』の開発現場に常駐。賃貸申込フォームエンハンスを行う 7~10 名チームで、フロントエンドエンジニアとして画面実装を行う。

期間

  • 2019 年 10 月~2021 年 3 月(1 年 6 ヶ月)

プロジェクト規模

  • 10 名程度でのアジャイル開発

使用技術

  • HTML、CSS(SCSS)、jQuery

担当プロジェクト

  • 不動産ポータルサイト『SUUMO』賃貸資料請求画面エンハンス
    • AB テストのフロント実装
    • 企画やデザイナー担当と共に要件定義から行う
    • jQuery を使っていたがライブラリの使用には消極的な現場思想であったので、スクラッチでの開発を行う
      • 画像スライダー
      • 縦スクロールから横スクロールへの大幅な仕様変更
      • 既存バリデーションの完全書き換え
      • MutationObserver による表示タイミング制御

株式会社ニチレイフーズ

新卒で入社した冷凍食品会社。工場の生産現場で生産性改善活動やチームマネジメントに従事。

期間

  • 2013 年 4 月~2019 年 9 月(6 年 6 ヶ月)

担当プロジェクト

  • 製造現場チームマネジメント(30名体制)
    • 食品製造・品質管理プロセスの理解
    • 生産性改善活動
    • 20 代から 50 代までの幅広い年代のメンバーマネジメント
  • 調達業務
    • 仕入れ先の工程改善指導

意欲・興味

「仕事を通じて人間的な成長を果たし、人生を充実させたい」がモットー

自己成長への投資

  • 「今が一番成長している」を更新し続けたい気持ちが強く、自分自身への投資判断や身を置く環境選びにおいても「成長できそうか?」を最大の判断軸としています
  • 継続的に新しいインプットをし、知識や価値観をアップデートし続けたいです

「理論」と「実践」のバランス

  • 「成果を出す」目的において、理論と実践はどちらも欠かせないと思っています
  • 知識がないと、課題の発見や打ち手の精度が低く、本質的な問題解決につながりづらいです。逆に、知識だけあって行動がなくても、成果は出ません。どちらもバランスよく両輪で求めていきたいです
  • スピードが求められるスタートアップ等の環境では、走りながら考えることを意識しています

価値を出すために、何でもやる

  • 強い will がないので、特定の領域に閉じず成果を出すために何でもやるスタイルが合っています

自己PR

守破離を意識した、アンチパターンを避ける組織運営ができます

ペイトナーに入社して以降、スクラムの立ち上げ・チーム分割(1 チームから 2 チームへ)・生産性改善プラクティスの導入等、自身としては初めての経験となる数々の業務を推進してきました。

もっとも意識しているのは、守破離の徹底です。

分野の古典の書籍を読み、先人が築いてきた歴史に乗っかれるものは乗っかり、アンチパターンを避ける組織運営を心がけてきました。 おかげで、初めての業務であっても最小のコストでアウトカム創出につなげることができています。

結節点としてチーム間を機能させるコミュニケーションスキル

新卒キャリアの食品メーカーでは、従業員数百名の工場に配属されました。 いち製造現場のメンバーでありながら、自部署のマネージャーや他部署のキーマンを巻き込みつつ、自部署の取り組みの協力者を集め活動を推進させてきました。
前職のフォトラクションでは CRE グループのマネージャーとして、現職のペイトナーではペイトナーファクタフリング事業部のエンジニアリングマネージャーとして、コミュニケーションの結節点となりチーム間を機能させる働きを行っています。
自身の社会人キャリアにおいて、一貫して「チーム間を機能させる」ことをやっており、得意としています。

すばやく成果創出できるキャッチアップ能力

エンジニアにジョブチェンジして 4 年ほどですが、現在はエンジニアリングマネージャーとして、自分よりシニアなエンジニアのマネジメントを任せてもらっています。
重要な仕事を早くから任せてもらえている理由として、常に目的思考で行動し、成果を出せていることが要因として大きいと考えています。

自身の学習スタイルとして、経験学習による実践知だけでなく、書籍等による形式知を非常に重要視しています。
大きな成果をもたらす仕事は、実践知からではなく形式知を起点に発想することが多いです。

具体と抽象を高速で行き来し、目的に対してより本質的な手段を選ぶための思考法と手段をまさしく身につけ、短期間で成果を出すことができています。

文化の体現者としての振る舞い

スタートアップにおいては、成果を出すことと同程度にビジョン・行動指針を実行し、文化の体現者となることが非常に重要と考えています。
会社選びの段階で、ビジョン/行動指針と自分の思想がそもそも合う会社を選ぶことが大前提で大切ではありますが、入社後自らもフィットさせていく姿勢が求められます。
会社のビジョン/行動指針を解像度高く理解し、体現することで、現職のペイトナー、前職のフォトラクションにおいて、「もっともビジョン/行動指針を体現した者」である全社 MVP を、入社 1 年目で受賞しました。

1→10フェーズでの組織立ち上げ

現職入社時は、これまで CTO が開発組織内で唯一の管理職で、2 つの事業にまたがる 20~30 人のエンジニアのマネジメントを一手に担っていました。
しかし、開発フローはプロダクト立ち上げ期の延長であり、権限委譲も進んでおらず、自らがコードレビュアもやっていた CTO が開発速度の大きなボトルネックになっていました。

私の入社以降、片方の事業は私が見ることになりました。
属人性を排除し、若いメンバーでも開発していけるようルールメイクやドキュメント整備を進め、後述する継続的な生産性活動へと繋げました。

強いリーダーシップで生産性改善活動を牽引

現職へ入社以来、様々な生産性改善活動を自らでアイデア出しから実行まで牽引してきました。

具体的には、スクラムの導入・フィーチャーフラグの導入・レビュー基準明確化・コーディング規約の整備・AI コードレビューの導入などです。   そのどれもが、自身として初めての経験でしたが、自らが先頭に立ち、課題設定・メンバーへの説明用資料作成・(上司承認必要であれば)上司への提案資料作成・運用叩き台作り・運用開始後の継続的改善を行ってきました。

新規の取り組みを行う際には、いかに叩き台を素早く作り検証の一歩目に踏み出せるかを意識しています。 叩き台があれば、メンバーも意見が出しやすく準備段階から巻き込むことができるだけでなく、様々なフィードバックをもらえるので取り組み自体がより精度の高いものとなります。

アウトプット

パーソナル